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【 山裾の家 】工事日記 2020/9/2~

LDKからは裾野が広がる南方向と北方向に
窓を設けて視線を通し、上部に吹抜けを設ける事で
水平・垂直方向に拡がりのある
明るい空間となるよう設計しています。
晴れの日も。
雨の日も。
嬉しい日も。
悲しい日も。
日々の始まりと終わりを過ごす我が家が
四季を心地好く感じられる
心落ち着く場所となるように誠意取り組みます。
敷地は田園が広がる城山の山裾に位置します。
家の外観は山の稜線に沿う様に低く抑え
この地の風景の一部となるように計画しました。

敷地は弊社の隣地になります。
是非遊びにいらして下さい^^

この形で夏季の日射・冬季の日照を調整し通風を促進します。

真壁造りの家が多い弊社の新築住宅ですが
今回は大壁を採用して、どの割合で木を見せるのが綺麗か
と言う点にも拘っています。
以降は工事日記です。上が最新ですので、下から上へご覧下さい。▼ ページ下へ

塀から建物までは固まる真砂土で仕上げています。
これで雨が降っても靴に土が着く事は無いです^^
家庭菜園はプランターで考えています。
何を植えようか楽しみです♪
建物内外の見学は事前にご予約頂ければいつでも可能ですので、是非ご連絡下さい^^

モルタル塗りボーダーで囲いました。

ブラック基調の表札・ポスト・照明でまとめました。
カタカナの表札、可愛い仕上がりになりました^^


塀から道側の土間は隣地の工場のアスファルトに合わせて仕上げています。

山裾の家が竣工し、完成見学会も大盛況でした!
完成写真をUPしておりますので、ぜひご覧ください^^
→【山裾の家・完成】へ

開放感いっぱいのリビングになります^^

杉の相杓り板を使用し、木本来の調湿・殺菌作用を生かします。
また、部屋の幅が柱芯-柱芯で910mmなので、
耐力壁の性能を確保したまま壁を薄くし
出来るだけ広く使えるように計画しています。

2階の造作が完了し、1階の造作に入りました。
ダイニングとキッチンの天井に杉の羽目板を張りました。
先日完成した「紫陽花の家」の天井高さは2.1mで、山裾の家は2.2mです。
是非体験しに来て下さい^^

机の板は弊社の倉庫で眠っていた「塩地」を採用しています。
その他、TV台天板やカップボード天板には欅やアパ・杉等、
様々な木の表情を楽しめる様にしていますのでお楽しみに^^

養生を上げるまで段板の表情は楽しみに置いておきます^^


TOTOのサザナHTを採用しています。
お風呂に入るのが楽しみです^^



写真は寝室です^^

リビングから吹抜けを見上げた写真です。

今回は下塗りのみ。
下塗りの色はグレーで仕上がります。
これはこれで渋い色で、木部との色味の相性も良いので
外壁仕上がりの色、ちょっと迷います^^;

端から端まで見通せていましたが、徐々に部屋としての形を成していきます^^


玄関ホール・LDKは桧の無垢フローリングです。
材木屋さんがとても綺麗な板を入れてくれています。
感謝です^^



無節の綺麗な所を選んで取り付けています。



2階の床・1階の収納系統の床は、杉の生節フローリングです。
浮造り仕上を採用して、滑り難いようにしています。

他所の現場で解体された障子を使い、廻り障子の仮組を行いました。
建具の動きを想像→図面に起こす→実際に製作→想像した通りの動き→テンション上がります↑↑
プラン上、リビング-和室間の障子をどうしても収納したかったので建具屋さんと色々相談しました。
金物は使用していませんが、金物の代替品、木の材質・強度差、鴨居敷居の空間との調和等々、専門職の方との話は本当に勉強になります。
少し調整が必要ですが、上手く動いているので完成が楽しみです^^
高橋建具さんと匠工芸さんに感謝!


弊社の看板・木の匠の会の「のぼり」を設置しました。
山裾の家は銀行の絡みで兵庫県産材ローンを利用出来ませんでしたが、柱・梁等の構造材、床・天井の木部に兵庫県産材を使用しています。
兵庫県産材ローンは2020年下半期で固定金利0.8%、返済期間35年以内、融資最高額は3,200万円のお得なローンです。
兵庫県産材を最低50%以上使用する等の条件がありますので、気になる方は兵庫県のホームページをご覧下さい^^


瓦がスパッ!っと全体で通っていて綺麗です^^

弊社では、断熱は主にネオマフォームによる
外張り断熱工法を採用しています。
柱の外側に隙間なく断熱材を張るので、家全体が断熱材で包まれて
魔法瓶のように保温性が高まります。


南側の屋根を大方葺きました。
北側はガルバリウム鋼板で葺き、南側は瓦で葺いています。
瓦は鶴弥さんのスーパートライ110スマートを採用しています。
細部の納まりや瓦の割付に逃げが少ない為、瓦屋さんに苦労掛けていますが、仕上がりは葺いた面がフラットになるのでスッキリした見た目になり、とても綺麗です^^

弊社ではYKKさんのサッシを採用しています。

滞りなく雨水が流れる様に勾配を決める下地を打ってから合板を打ちます。

もちろん問題無く無事に合格しています^^

朝から昼までで細部も綺麗に張って貰いました。

ルーフィングを張って貰っています。
皺の無い様に綺麗に張って貰いました^^

皆様はどちらがお好みでしょうか??^^

山裾の家では、リビング上部の屋根パネル仕上を
いつもの杉の相杓り(あいじゃくり)よりも幅の狭い杉板で仕上げています。

田舎は空が広く気持ち良いです^^

御幣さんを上げています。


先行足場を組んで貰いました。
本来なら21日22日で上棟・屋根パネル施工の予定でしたが、雨の予報が続いた為に週末に延期しました。
弊社では近日中に求人を出す予定ですが、割と本気で「晴れ男・晴れ女の方」を募集したいです。w

床合板に養生シートを貼ってから材料を搬入していますが、
念のため全体をブルーシートで覆って養生します

建物を想像しながら歩くのが捗ります^^

先行配管・配線をして貰いました。

事前にホウ酸系の防腐・防蟻剤を塗り込んでいます。
この段階に基礎の上に立ち、出来上がる空間を想像したり、
想像した空間を歩くのは楽しいです^^

仕上がりはいつも通り綺麗で、各部寸法も狂いなく仕上がっています。

日は前後しますが、弊社の工場(現場の隣)では大工さんが屋根パネルを製作しています。
野地-垂木-断熱-天井を1つのパネルに組み込む事で、上棟の次の日には屋根野地が完了する為、雨に気を遣う日数を減らせます。
梁を化粧で使う事の多い弊社では出来るだけ躯体を濡らしたくないので、雨男の私には重要事項です。
尚、今回天井材にはいつもと違う杉板を採用してみました。
お楽しみに^^

養生を掛け、温度管理しています。
仕上がりが気になりますが、出来るだけ長く養生期間を設けます。

基礎立上りの型枠を準備しています。


写真はドローンで撮影してもらいました^^
この後、配筋検査を受けて無事に合格しています。


建物外周部を根切り(掘削)し、クラッシャランで整えます。


「山裾の家」着工しました。
元々田圃だった所を擁壁で囲い、盛土した土地なので、地盤は非常に弱いです。
地盤調査の結果に基づき、今回は柱状改良で建物の重量を支える事にしました。
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