小さな家に暮らす

イニシャルコストを抑え住まいの質をレベルアップ

小さな家は土地の費用・建物の費用・固定資産税などの税金も抑えることができます。
だから、真壁にして柱・梁を見せたり、合板フローリング※1を無垢の床にしたり、ビニールクロスをやめて漆喰を塗ったりする余裕が生まれます。
こうやって住宅の質を上げると、ココロやすらぐ空間となり、家に居ながら森林浴気分も味わえ、ウレシイですね。

※1 最近の合板フローリング表面はオークなどの木材ではありません。驚くことに木目調印刷で仕上げられています。

ランニングコスト・CO2を抑え貯金と時間を増やす

使う建材の量が減り、冷暖房や光熱費も少ない省エネ住宅になるので、環境負荷・CO2排出量を下げられるうえ、貯金も増え、将来のメンテナンスも計画的にできます。
ローンの返済額も少なくなるから趣味や旅行などにお金をかける事ができます。
なによりも、掃除洗濯なそどの家事が楽になり、趣味や旅行に出かける時間が多くなるのはウレシイです。
高齢になってウレシイのはトイレやお風呂、欲しいものが近いにある事です。(←コレ、私も高齢になってきたので実感してます!)

ガーデニングや家庭菜園のスペースが生まれる

建坪が小さいと庭のスペースが生まれてガーデニングや家庭菜園などを楽しめます。
家庭菜園で元気な菌ちゃん野菜(リンク)を育てれば、温暖化防止になりますし、そこまで迫っている食糧危機に備えましょう!?

小さな家ほど、屋根がかかっているウッドデッキやテラスの半屋外空間の効果が大きくて便利です。
LDKから庭にスムーズに続くプランなら、視線と気持ちは外部まで抜け、面積以上の広がりを感じられるのでお勧めです。
ガーデニングや家庭菜園なども一段と楽しくなります。

考えられるデメリットは・・・。

収納量が少なくなりがちですから、小屋裏やロフト・1階天井~2階床のふところなどの未利用空間に着目しましょう。
物が多ければ豊かだと錯覚していた時代は過ぎました。これからは、モノは少なく・ココロは豊かに!です。

プライベート空間が小さくなりがちです。これは、スタディコーナーを設けたり、断面計画を見直して縦に広がりを求めたり、設計者が力量を発揮する場面ですね。

高断熱高気密の住まいは外部からの音はあまり入ってきませんが、家の中で発生した音は逃げ場がなくなり、家の中で反響して音が響きやすいです。
プランニングの際に部屋の間にクローゼットを配置したり、布製のソファー・カーテン・カーペット・タペストリーなどのやわらかくて吸音する素材を使いましょう。
それと、家族への思いやり、かな。

小さくても広がりを感じるプラン

室内においても視線の抜けは大切です。平面図で対角方向に少しでも視線が抜ければ、その先に何かがある予感が広がりを感じさせてくれます。

廊下が不要なプランニングとか玄関・洗面・トイレなどの頭上空間を利用したり、造り付けの2段ベッド・2段収納などがお勧めです。

子供が成長して、大学や就職、結婚などで家を出た後も、(この辺は田舎なので都会へ出ていく若い人が多いです。)出産里帰りや帰省してきても、使いやすいようにプランニングできればBESTですね。

小さな家のプラン例
LO・HAUSシリーズ

PLAN1【Fit House】
ココロとカラダにピッタリ沿う小さな平屋

PLAN2【Live a Simple Life】
シンプルに暮らす/キッチン、土間、広間の繋がりを最も重視

PLAN3【Less is more】
モノは少なくココロは豊かに!/壁をなくし、シンプルに

PLAN4【Four Basis】
四隅のコアで建物をしっかりと支える(大きいプランです)

PLAN5a【One Day Someday/a
いつの日かきっと/パティオで日常に彩りを(大きいプランです)

PLAN5b【One Day Someday/b
PLAN5aの屋根を差し掛け屋根にしたタイプ(大きいプランです)

PLAN6【Cozy Den】
居住空間が流れるように繋がる/居心地の良い住み家

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