【 N様邸 リフォーム 】工事日記 2023/10/2~

閑静な住宅地の N様邸リフォーム工事です。
N様邸では

・断熱性能の向上
・設備機器の更新
・内装の変更
・縁側の交換

が主な工事内容です。

お家の古くなった部分を入れ替えて、
より長く・快適に住み続けるためのリフォームです。

実は、N様邸は現社長の祖父の師匠(曾祖父)が建てた家なので、
4代にわたるお付き合いとなります^^有難うございます^^

以降は工事日記です。上が最新ですので、下から上へご覧下さい。▼ ページ下へ

2023/11/16

1階、2つ目の和室の状況です。写真奥が押入です。
こちらの床下にも白蟻被害が見られたため、床組を撤去し、新たに鋼製束・大引と根太を設置しました。
また、箪笥を置く予定の位置には大引を追加で入れ、床のたわみを防止しています。

階段が完成しました!
リフォーム前と同じ、蹴込板が斜めに付けられた階段です。
仕上は2階と同じOSMOのウッドステインプロテクターで塗装し、既存の梁等と違和感の無い色で仕上げます。

2023/11/13

1階の階段のある部屋では、フローリングを張り終えて階段の造作に取り掛かっています。
写真は、側桁を取り付けたところです。

2階の木部の塗装が完了しました!
塗料は既設の舟底天井・化粧柱の色に合わせて、OSMOのウッドステインプロテクターを採用されています。
半透明の塗料で、木目の美しさが際立ちます^^

1階の、他の部屋の畳も撤去しました。
この部屋の土台・大引・座板の状態は良かったため、補強をした上で再使用します。

2023/11/7

漆喰壁が残っていた部屋も、塗り直しのために既存の仕上塗りを剥がして中塗りからやり直します。
中塗り材に配合されている炭素繊維と粉末樹脂が引張力に強く、仕上がりのひび割れを抑制してくれます。

2階では壁のパテ処理・天井のクロス張りが完了しました!
下地の段階で石こうボードの継ぎ目や、ボードを留めつけたビスの頭をパテで処理し、仕上に不陸が出ないようにします。
石こうボードの継ぎ目や鴨居の縁などの割れやすい部分には、引張の力に強いグラスファイバーのテープを貼っています。

フローリングを張る前に、根太の上に厚さ24mmの合板を張りました。
湿気や冷気が床下から上がってくるのを防ぎ、構造も強くなって快適に過ごせるようになります。

2023/11/2

床下、地面付近の様子です。鋼製束と束石で、下からも土台・大引を補強します。
写真上部のブルーシートの右に通っている柱が、写真中央の大きな石の上に直接乗っており、N様邸は石場建てということが分かります。
昔ながらの技術の数々に、棟梁と一緒に感心しています^^

1階の様子です。
既存の土台・大引には補強材を取り付けました。
補強しながら床が水平になるよう調整した後、床下に白蟻被害が見られたため、白蟻駆除剤を散布しました。

2023/10/27

この押入は中棚を撤去し、枕棚とハンガーパイプを設置してクローゼットに変更する計画です。
クローゼット内の壁と天井と床は杉の相杓り(あいじゃくり)張りで仕上げているため、木材の湿度の調整と抗菌作用からカビの抑制が期待できます。

カビの発生具合の実験結果(PDFです)

↑こちらは弊社の木材仕入先の1つである、氷上町の「おぎもく」さんが行った実験結果です。
瓶の中にパンを入れ、カビの発生具合を比較したもので、パンのみ・パン+針葉樹の木片・パン+広葉樹の木片のパターンがあります。
広葉樹(ナラとサクラ)よりも針葉樹(杉と桧)の方がカビの発生具合が少ないですが、針葉樹でも木材を乾燥させる時の温度によってカビの発生具合が変わっている点にも注目です^^

2023/10/24

階段と、階段があった部屋の床を撤去しました。
長年にわたって家を支えている根太や大引が見えています。

壁下地の施工に入りました。
石こうボードを貼る前に柱のコケ(傾き)を見ながら胴縁を取り付け、仕上げ面が垂直になるよう調整しています。

2023/10/18

天井下地となる石こうボードを張り終えました!
壁にも胴縁を施工し、壁の施工に入っていきます。

2023/10/12

2階の床に杉のフローリングを張っています。杉の赤身と白太が綺麗に出ています^^
畳からフローリングに変更する部屋は、胴縁(細長い木材)と合板で高さを調整して床に段差が出ないようにします。

引き続き2階の状況です。
天井下地を施工し、断熱材(高性能グラスウール)を入れました。
天井に断熱材を入れると、夏の小屋裏に溜まった熱や冬の冷たい空気が室内に伝わりにくくなり、快適に過ごせるようになります。

2023/10/10

電気屋さんがスイッチ・コンセントの増設や古い配線のやり替えをしてくれています。
既存のコンセントの数では全く足りないため、必要箇所にコンセントを増設します。

2階の解体が完了しました。
床が下がっていたため、根太と合板を張って床下地を作り、床の高さを揃えました。
一部の天井は既設のまま使用します。漆喰の壁は壊さずに塗り替える計画です。

2023/10/2

N様邸リフォーム工事 着工です!

2階の工事を先に始めます。天井と壁の下地を解体しました。
小屋裏は雨漏りの跡も無く、昔ながらの力強い松の梁が綺麗な状態で現存しています。

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